「十一里木跡」の紹介


 十一里木跡は、八代城西方の球磨川沿いにあります。八代には“カッパ伝説”がありますが、ここは大陸から渡ってきたカッパの上陸の地と呼ばれているところです。十一里木跡近くには、カッパの像や絵がいっぱいあります。球磨川を渡る“渡し舟”があったと思われますが、ここから上流では、球磨川の湾曲の外側にあたる萩原堤が何度も決壊していたということですから、このあたりが一番渡りやすかったと思われます。
 ここから十二里木跡まではどうして行ったのでしょう!渡った先の麦島は三角州のようなものですから、対岸の植柳に行くにはまた一つ“渡し舟”で渡らなければなりません。こちらは球磨川の湾曲の内側ですから、堤の決壊についてはあまり聞いていません。内側には河川敷が発達して運動公園になっています。ここに住み始めて25年程になりますが、河川敷まで水が上がってきたのは1度だけでした。





















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